発達障害は脳の機能障害、
発達に凸凹があり、得意・不得意の差が大きく現れます。
発達障害は、自閉スペクトラム症、学習症(学習障害)、注意欠陥・多動症その他これに類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢において発現するものとされています。
これらは、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が共通しています。
また、同じ人に、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなく、そのため、同じ障害がある人同士でもまったく似ていないように見えることがあります。個人差がとても大きいという点が、「発達障害」の特徴といえるかもしれません。
<凸凹が生じやすい7つの領域>
認知
周りの世界を捉えて理解し、言葉を用いて考えること。
社会性
他人の気持ちをよみ、人と上手に付き合うこと。社会のルールを習得すること
学習
文学を読む・書く・計算するなど。基本的な認知能力の土台になる
運動
歩く・走るなど、身体全体を動かすこと
言語
言葉を使って話せる、言葉を理解するなど
注意力・行動コントロール
注意を向け、集中すること。場面や状況に応じて行動をコントロールすること
手先の動き
字を書く・箸を使うなど、自分の思い通りに指先を細やかに動かすこと |